摘要 |
【課題】従来のFISH法で用いられるプローブセットは、オレンジ色の蛍光色素で標識された標識プローブと緑色の蛍光色素で標識された標識プローブとがある程度離れて位置しているため、標的核酸が切断されていない場合であっても、蛍光顕微鏡と標的核酸との相対的な位置・角度によっては黄色の蛍光ではなく、オレンジ色と緑色の蛍光がそれぞれ観測され、標的核酸が切断されていると誤判断を生じさせてしまう可能性があるという課題があった。【解決手段】異なる識別因子で標識された2つ以上の標識プローブ5a、5bからなり、標的核酸1のほぼ全配列とハイブリダイゼーションできるプローブセット5を含むハイブリダイゼーション液と、標的核酸とを接触させる工程と、識別因子を機能させてシグナルを出させる工程とからなる。【選択図】 図1 |