摘要 |
広い画角を有しつつ、低コストで軸外及び軸上の収差を良好に補正する。物体側から像側へ順に、負の第1レンズ(L1)、負の第2レンズ(L2)、第3レンズ(L3)、明るさ絞り(S)及び正のレンズ群(G2)を備え、該レンズ群が少なくとも1枚の正のレンズと1枚の負のレンズとが接合された接合レンズ(CL2)を有すると共に、以下の条件式(1)及び(2)を満たす内視鏡対物光学系(1)を提供する。1.0<D3(96deg)/f_all<10 …(1)1.1<(r1+r2)/(r1−r2)<5.0 …(2)ここで、D3(96deg)は第1レンズの入射する入射角96度となるd線の主光線が第3レンズを透過する距離、f_allは全系の焦点距離である。また、r1は第1レンズの物体側面の曲率半径、r2は第2レンズの像側面の曲率半径である。 |