摘要 |
人の脈波信号および手足の運動の発生が、人の身体に装着された脈波センサおよび加速度計の支援により睡眠中に測定される。RR間隔値および呼吸頻度が、指定された時間間隔Δtiで、脈波信号に基づいて測定される。生成された測定値は、RR間隔値の平均値P1、最小値P2および最大値P3と、RR間隔の二乗平均平方根偏差P4と、平均呼吸頻度値P5と、人の手足の運動の平均数P6とを決定するために使用される。さらに、関数F(Δti)の値が決定され、であり、K1〜K6は、関数F(Δti)の値に対し対応するパラメータによってなされる寄与を特徴づける重み係数であり、関数F(Δti)における増加に基づいて、目覚めに好適な睡眠相の始まりおよび終わりについての判定がなされる。本発明は、人を目覚めさせるのに好適な睡眠相を決定するための単純で信頼できる方法を生み出す問題を解決し、その方法の実現のために、人に容易に装着可能であり、睡眠中に上記人を妨害しない技術的手段を使用することが可能であろう。 |