摘要 |
【課題】作動時に不都合な影響を低減するため、低圧室で生成される圧力脈動を効果的に減衰し得るポンプを提案する。【解決手段】燃料噴射装置に用いられる高圧ポンプ(1)は、駆動機構室(4)として構成された低圧室(4)と、低圧室(4)の中に配置された駆動装置(5)とを含み、駆動装置(5)により作動時に低圧室(4)で圧力脈動が生成される。一方で低圧室(4)と接続されるとともに、他方では作動時に低圧室(4)の圧力(p1)を下回る低圧レベル(25)に接続された減衰装置(30)が設けられる。減衰装置(30)は、一方で低圧室(4)の圧力(p1)によりばね部材(36)のばね力に抗して付勢されるとともに他方ではピストンボア(33)の中で蒸気室(34)を区切るスライド可能なピストン(32)を有している。さらに減衰装置(30)は、蒸気室(34)を一時的に低圧レベル(25)と接続する負荷軽減装置(37)を有する。【選択図】 図1 |