摘要 |
本発明は、垂直曲げ型を含む連続鋳造機の2次冷却帯において、鋳片の複数位置の表面温度を精度良く且つ安価に測定できる方法を提供することを主目的とする。本発明は、連続鋳造機の2次冷却帯において鋳片の表面温度を測定する方法であって、ノズル1及び該ノズルに接続されたチューブ2に光ファイバ3の一端側を内蔵させ、該ノズルを鋳片を支持するサポートロール間に複数設置するステップと、各ノズルから鋳片の表面に向けてパージ用エアーを噴出しながら、鋳片からの熱放射光を各光ファイバの一端で受光するステップと、筐体4内に各光ファイバ3、81の他端を束状に集約させ、筐体内に配置された撮像手段5で各光ファイバ81の他端のコア像を含む画像を撮像するステップと、撮像画像における各コア像の画素濃度に基づき鋳片の表面温度を算出するステップと、を含む表面温度測定方法とする。 |