摘要 |
この発明のデジタル画像処理では、バイラテラルフィルタを用いたフィルタリング処理として、画素間の距離を変数とする重み関数F、近傍画素の画素値の差分を変数とする重み関数Hをそれぞれ設定する(ステップS4)。このとき、処理対象のPET画像を用いずに、別のデジタル画像としてCT画像を用いて、CT画像のエッジ強度(隣接画素と注目画素との画素値の差分)に依存した重みを与える重み関数Hを設定する。このように、別のデジタル画像としてCT画像も用いてフィルタ係数を決定して(ステップS6)、決定されたフィルタ係数を用いて、処理対象のデジタル画像としてPET画像のフィルタリング処理を行う(ステップS7)。したがって、処理対象のPET画像のノイズレベルに影響されることなく、フィルタ処理を行うことができる。その結果、空間分解能の維持とノイズの低減とをともに図ることができる。 |