摘要 |
システムECU(9)は、道路を走行する車両の進行方向前方であって上記道路に隣接する領域内で歩行者等が上記道路を横切る方向に移動しているとき、その歩行者等の存在する領域の道路状況に応じて、上記歩行者の安全を確保するための安全動作の実行タイミングを変える。詳しくは、上記歩行者の存在する領域の道路状況が、車道以外である第1の状況、車道であって且つ対向車線以外である第2の状況、及び、車道であって且つ対向車線である第3の状況となる順で、上記安全動作の実行タイミングを遅くする。ここで、上記道路状況が第1の状況、第2の状況、及び第3の状況となる順で、車両が走行する道路を上記歩行者が横切る可能性が高くなる。従って、上述したように安全動作の実行タイミングを変えることにより、歩行者の安全を確保しつつ不必要な安全動作の実行を抑制することができる。 |