摘要 |
取得部(710)が、走行中の車両MVの駆動輪のトルクを精度良く反映したトルク指令値T、及び、車両MVの駆動輪の回転速度ωを取得する。引き続き、取得部(710)が、当該取得された回転速度ωに基づいて、車両MVの走行速度vV及び走行加速度aを取得する。次に、駆動力算出部(730)が、取得部(710)から送られたトルク指令値T及び回転速度ωに基づいて、駆動力オブザーバの手法を用いて、駆動力Fdを算出する。そして、空気抵抗算出部(740)が、駆動力算出部(730)により算出された駆動力Fdから、車両MVの加速走行成分、内部抵抗成分等の空気抵抗Ra以外の走行抵抗の成分を減算することにより、空気抵抗Raを算出する。この結果、車両に一般的には搭載されていないセンサによる検出結果を用いることなく、簡易に、かつ、精度良く、空気抵抗が推定される。 |