磁気バーコードチップ及びその読取方法

摘要

【課題】小型で、かつ、強固なセキュリティの特徴を有する磁気バーコードチップを提供する。【解決手段】磁気バーコードチップは、永久磁石バー及び／又はヌルビットのＮ行Ｍ列によって形成されるバイナリの情報ビットと、バイナリ情報ビットの周辺にある情報識別ビットとを備える。情報識別ビットは、永久磁石バー識別子から構成され、かつ、磁気バーコードチップの位置及び状態を表すために用いられる。永久磁石バー及びヌルビットは、それぞれ、１及び０、又は、０及び１を表す。読み取りの際に、磁気バーコードチップのバイナリ情報ビットの行方向における強磁場は、まず、永久磁石バーの磁化方向を設定するために用いられる。つぎに、マルチチャンネル磁場勾配センサ、磁気光学顕微鏡、磁場モニタ、及び、走査磁気抵抗顕微鏡等の磁気バーコードリーダが、磁気バーコードチップ上の永久磁石バーによって生成される磁場分布情報を、それぞれ、バイナリ情報ビットと情報識別ビットとに変換するために用いられることによって、磁気バーコードチップの読み取りを実現する。【選択図】図１