摘要 |
本発明は、治療的に有効な物質を患者に投与することを含む、脳がんを処置する方法であって、該治療的に有効な物質が、(I)または薬学的に許容されるその塩を含み、ここで、Xは、患者の体内で、pH依存様式で加水分解的または酵素的に切断され得る部分である、方法に関する。一部の実施形態では、部分Xは、患者の体内で切断され、それによって細胞傷害剤を放出する。一部の実施形態では、細胞傷害剤は、アントラサイクリンである。一部の実施形態では、アントラサイクリンは、ドキソルビシン、ダウノルビシン、エピルビシン、イダルビシン、バルルビシン、ピラルビシン、ゾルビシン、アクラルビシン、カルミノマイシン(caminomycin)、ミトキサントロンおよびアメタントロン、または前述のいずれかの誘導体、あるいは前述のいずれかの薬学的に許容される塩からなる群から選択される。 |