| 摘要 |
主流路５２とホイールシリンダ４２とを接続する個別流路５１には、保持弁６１が設けられる。保持弁６１は、開弁状態で上流側と下流側との連通を許容してアキュムレータ３２からの液圧をホイールシリンダ４２に伝達し、閉弁状態で上流側と下流側とを遮断する。又、リザーバ流路５７と個別流路５１とを接続する減圧用個別流路５６には、リザーバ２２と主流路５２及びホイールシリンダ４２との連通又は遮断を実現する減圧弁６２が設けられる。そして、アンチスキッド制御時において、ドライバによるブレーキペダル１０の戻し操作がなされたときは、ブレーキＥＣＵ１００は、閉弁状態にある保持弁６１の開弁状態への移行を禁止する一方で、開弁状態にある保持弁６１を維持し、この保持弁６１に対応する減圧弁６２を開弁状態に移行させる。これにより、主流路５２の液圧を開弁状態にある保持弁６１及び減圧弁６２を介して減圧する。 |
