摘要 |
画像から特定の領域を認識する処理において、画像内に複数存在し濃度値にゆらぎのある領域を、簡易な操作で精度よく認識することが可能な画像処理装置等を提供するために、CPU101は、3次元原画像30に含まれる注目画素31とその周囲の複数の画素(判定範囲33)に対して所定の閾値条件を適用して閾値判定し、閾値条件を満たす場合に注目画素を認識画素とする。閾値条件は注目画素31と同一平面にある画素と、別の平面にある画素とで異なる閾値を適用することが望ましい。また、注目画素31(判定範囲33)を順次移動して上述の閾値判定を繰り返し実行することにより3次元原画像30全体に対して上述の閾値判定を行うものとする。これにより、操作者が開始点を設定する必要がなく、自動で軟骨のように濃度値にゆらぎがある組織をより精度よく認識することができる。 |