摘要 |
翼状針(12)は、針体(16)と翼部材(18)とを備える。翼部材(18)は、針体(16)に取り付けられた軸部(28)と、軸部(28)から互いに反対方向に延出した弾性変形可能な一対のウイング(30a、30b)とを有する。一対のウイング(30a、30b)の各々は、その基端側端縁(36)が、基端方向に向かうに従って軸部(28)側に近づくように傾斜する。ウイング(30a、30b)は、外翼部(31)と薄肉部(32)とその間の段差部(34、34a)とを有する。段差部(34、34a)の少なくとも基端は、薄肉部(32)側から外翼部(31)側に向かって徐々に肉厚となるように傾斜している。 |