摘要 |
【課題】杭先端支持力をより正確に評価しながら必要な杭先端支持力を確実に達成可能な杭基礎の設計方法を提供する。【解決手段】杭基礎の設計方法は、特性データ準備工程、先端支持力係数取得工程、周面摩擦抵抗寄与分演算工程、鉛直方向抵抗寄与分演算工程及びパラメータ決定工程を有する。鉛直方向抵抗寄与分演算工程では、先端支持力係数取得工程にて求められた一の杭基礎の先端支持力係数、及び、周面摩擦抵抗寄与分演算工程にて求められた一の根固め部の周面摩擦抵抗の寄与分に基づいて、先端支持力係数に含まれる一の根固め部の下端面の鉛直方向抵抗の寄与分を求める。パラメータ決定工程では、鉛直方向抵抗寄与分演算工程で求められた鉛直方向抵抗の寄与分に基づいて、目標の先端支持力係数を有する杭基礎を構成可能な目標の既製杭の直径、及び、目標の既製杭の下端以深の目標の根固め部の部分の長さ等を決定する。【選択図】 図3 |