振盪性の力または爆風力による損傷の可能性を低減させる方法および装置

摘要

放射エネルギー、爆風、または振盪性の事象の損傷効果を抑制する方法および装置は、損傷付与事象の発生中または発生前に、少なくとも１つの頚静脈に圧力をかけて頭蓋腔からの血液の流出を減少させるステップを含む。頭蓋腔からの血液流出を減少させることによって、頭蓋内体積および／または脳脊髄液の圧力が増大し、外傷性脳損傷および脊柱損傷のリスクが低減する。血液流出の減少はさらに、頭蓋内圧と体積を増大させ、それによって蝸牛液、硝子体液、および脳脊髄液の圧力と体積が増大し、その結果、内耳、目の内部構造、および脊柱への損傷リスクも低減する。これに加えて、頭蓋内圧と体積の増大によって、脳損傷およびそれに伴う嗅覚機能喪失の可能性も低減する。