摘要 |
課題は腸溶性を有し、かつ製剤性に優れたソフトカプセルの製造方法を提供することである。(a)ゼラチンと、アミド化度が5〜25%の低メトキシペクチンとを含有する腸溶性カプセル皮膜液を調製する工程;(b)工程(a)で調製した腸溶性カプセル皮膜液を用いて、打ち抜き法によりカプセル内容物を被包する工程;の工程(a)及び(b)により腸溶性ソフトカプセルを製造する。ゼラチンのゼリー強度が160〜300Bloomであること、低メトキシペクチンのエステル化度が20〜40%であること、腸溶性カプセル皮膜液が、ゼラチン100質量部に対して低メトキシペクチンを30〜35質量部を含有することが好ましい。 |