摘要 |
排ガスターボチャージャは、タービンホイールを有するタービンと、コンプレッサホイールを有するコンプレッサとを備える。タービンホイールと、コンプレッサホイールとは、軸受ハウジング内で回転可能に軸支されたシャフトを介して相互に結合されている。軸受は、好適にはタービンホイールとコンプレッサホイールとの間に配置されている。コンプレッサホイールとタービンホイールとの間に、シャフトと、シャフトに結合されたタービンホイールとを軸方向で固定する手段が設けられており、軸方向で固定する手段は、コンプレッサホイールの破裂に際して、シャフトと、シャフトに結合されたタービンホイールとの、タービンへ向かう軸方向移動を阻止する。シャフトと、シャフトに結合されたタービンホイールとを軸方向で固定する手段は、構成要素を備え、この構成要素は、シャフトに結合されている、またはシャフトに組み付けられていて、かつハウジング内で軸方向に位置固定されている。軸方向の固定のためのこの構成要素は、組付け時に、本発明によれば、シャフトにねじ被せられる。そのために前述の構成要素は、雌ねじ山を有する。雌ねじ山に適合するように、シャフトは、逃げ溝を有する、対応する雄ねじ山を備え、逃げ溝は、シャフトに対する構成要素のねじ被せを可能にする。この場合、構成要素の雌ねじ山の最小の内径は、シャフトの雄ねじ山の最大の外径よりも小さい。 |