摘要 |
本発明は、製造される蒸留物1m3当たりわずか2〜4kwhの値にまでエネルギ原単位を低減し、かつ、製造コストを低減するための、MVC熱蒸留法および設備に関するいつくか技術革新を提供する。蒸気搬送系は、最も単純な構成に減らされ、実用動的圧力降下が無い。圧縮機モータを含む圧縮系は、蒸発器−凝縮器に完全に統合され、凝縮域の入口に配置され、好ましくは、蒸気の過熱を防止するシステムを備え、高い回転速度で駆動される。好ましくは、補助装置が部分真空にある筐体(気密チャンバ)内に設置される。一実施形態によれば、凝縮域は蒸気の経路に減少する断面を有する。流入流と流出流の熱交換器には連続的に平衡させた熱負荷が供給される。熱損失は補助熱により補償される。好ましくは、この設備はモジュール式の概念を用いて作ることができる。 |