摘要 |
寛骨臼構成要素を位置合わせするためのトライアル医用器械は、患者の寛骨臼内に嵌るように構成された第1の部分と、第1の部分から延在する第2の部分とを備える。第2の部分は、大腿骨インプラント構成要素が結合された大腿骨が、寛骨臼インプラント構成要素が結合された寛骨臼に対して、大腿臼の典型的な可動域の範囲に近い位置をとる場合に、寛骨臼インプラント構成要素に結合された大腿骨インプラント構成要素により形成された形状体を模倣した方向へと第1の部分から延在する。本明細書において、「典型的な可動域の範囲」という表現は、患者の解剖学的構造により通常限定されるような大腿骨の典型的な角度変位を表す。 |