摘要 |
【課題】多数の葉が生い茂った葉群の中にあっても、周辺の葉からの散乱光(外光散乱)による影響を排除し、測定対象の葉の水分量を正確に測定する。【解決手段】植物の水分量を評価する際、植物PTの葉PT3の背面を覆うように、白色背景板(背景物)を配置しておく。第1投射光源が、水分に吸収され難い特性を有する波長905nmの近赤外光(参照光)を葉PT3に向けて照射する。第2投射光源が、水分に吸収され易い特性を有する波長1550nmの近赤外光(測定光)を葉PT3に向けて照射する。閾値設定/水分指数検出処理部は、葉PT3の全照射位置において反射した、参照光の反射光と測定光の反射光とを基に、葉PT3の全照射位置における反射強度比の総和ΣLn(I905/I1550)である葉1枚の水分指数を算出する。【選択図】図1 |