摘要 |
本発明は、流体を移送可能な第1ダクト(11)と、前記第1ダクト(11)における吸気口(13)と排気口(14)との間に延在し、これにより前記第1ダクト(11)の一部分のバイパスを形成する第2ダクト(12)であって、圧力変動源(15)を備える第2ダクト(12)と、前記第2ダクト(12)と前記第1ダクト(11)の前記一部分とのいずれかを流体の経路に設定するためのシステム(10)であって、流体が主に前記第1ダクト(11)の前記一部分に通流することを許容する第1形態を有する経路設定システム(10)と、を備えた熱機関の空気回路用アセンブリ(1)であって、前記経路設定システム(10)は、前記経路設定システム(10)に前記第1形態をとらせるようにする保持又は移動させる力を及ぼす保持部材と、前記第1形態において前記第2ダクト(12)の前記吸気口の全部又は一部を閉塞する領域と、前記第1形態において前記第2ダクト(12)の前記排気口の全部又は一部を閉塞する領域とのうちの少なくとも一方と、を備え、前記経路設定システム(10)は、前記第2ダクト(12)において前記源(15)により生成された圧力変動が所定値を超えたときに、流体が主に前記第2ダクト(12)に通流することを許容する第2形態をとるように配設されており、このとき、前記圧力変動は、前記保持部材により及ぼされる力に抗して、前記経路設定システム(10)の前記領域の一方又は両方に対し、前記第2形態への切り替えを許容する力を及ぼす、アセンブリ(1)に関する。 |