純電気的に全輪駆動可能な自動車のドライブトレイン

摘要

本発明は、純電気式の全輪駆動可能な車両のドライブトレイン（１）であって、ディファレンシャル（２３）を有する第１の車軸（２）と、ディファレンシャル（２６）を有する第２の車軸（３）と、２つの車軸（２、３）を駆動させるための少なくとも１つの電気機械（１１、３２）とを備えるドライブトレイン（１）に関する。このようなドライブトレインにおいては、本発明によれば、少なくとも１つの電気機械（１１、３２）が、自動車の走行方向（４）に対して横向きに配置され、平歯車機構（１２）を介してドライブトレイン（１）の第１の車軸（２）に接続され、第１の車軸（２）と第２の車軸（３）とが、それぞれ冠歯車（２５）を有し、冠歯車（２５）は相互に、シャフト（２７）を介して互いに接続され、シャフト（２７）が、そのそれぞれの端部にピニオン（２８）を有し、ピニオン（２８）が、それぞれの冠歯車（２５）に噛合するようになっている。このようなドライブトレインにより、単純な構造の、特に標準化された手段によって、ドライブトレインを、単一の被動車軸を有する初期状態から、後付けして全輪駆動にすることができる。【選択図】 図１