摘要 |
カルシウムを含有するマグネシウム合金の表面を、フッ化水素を含有する水溶液で処理した後、陽極酸化することにより該表面に陽極酸化皮膜を形成することを特徴とするマグネシウム合金製品の製造方法である。このとき、マグネシウム合金が、マグネシウムを80重量%以上含有し、かつカルシウムを0.1〜5重量%含有することが好ましい。また、水溶液が、フッ化水素を0.5〜10mol/L含有し、かつpHが1〜5であることも好ましい。これにより、カルシウムを含有するマグネシウム合金の表面に耐食性の優れた陽極酸化皮膜を簡易な方法で形成することができる。 |