摘要 |
薬物送達装置(1;100;200)が、筐体(2;102;201、202)と、可変容積のリザーバから送達される投与量を設定するために作動可能な投与量設定機構と、設定投与量を放出するために作動可能な投与量送達構造(60;160;260)とを備える。投与量設定機構が、設定投与量の大きさを指し示すための投与量指示構造(40;140;240)を備える。投与量指示構造(40;140;240)は、設定投与量の放出の間に投与量送達構造(60;160;260)と結合され、筐体(2;102;201、202)に対してゼロ投与量指示位置へと移動される。ゼロ投与量指示位置は、筐体(2;102;201、202)に対して固定される位置である。投与量設定機構は、第1の大きさの投与量を設定するために、筐体(2;102;201、202)に対する投与量調製方向において投与量調製位置へと移動可能である投与量設定構造(20;120;220)をさらに備える。投与量調製位置は、筐体(2;102;201、202)に対して固定される投与量調製方向に沿う位置である。投与量設定構造(20;120;220)および投与量指示構造(40;140;240)は、ゼロ投与量指示位置への投与量指示構造(40;140;240)の移動の間、筐体(2;102;201、202)に対して第1の相関変位を受けるように結合および構成され、投与量調製位置への投与量設定構造(20;120;220)の移動の間、筐体(2;102;201、202)に対する第2の相関変位を受けるようにさらに結合および構成され、第1の相関変位と第2の相関変位とは相互に反対である。さらに、投与量設定構造(20;120;220)が投与量調製位置にあるとき、投与量指示構造(40;140;240)は、筐体(2;102;201、202)に対して選択的に変位可能であり、一方、投与量設定構造(20;120;220)は、第1の大きさの投与量の調節を可能にすることで第2の大きさの投与量の設定を可能にするために、投与量調製方向に静止したままである。【選択図】図11 |