摘要 |
光格子時計で時計遷移に関わる原子数を増加させ精度を高める。本発明のある実施形態の一例の光格子時計100は、光導波路10、光路20、レーザー光源30、レーザー冷却部40を備えている。光導波路は、第1端16から第2端18まで延びる中空の通路14を筒状壁12により囲み、その中空の通路14を導波経路として有している。上記光路はミラー26、28の間の通路14を通っている。レーザー光源は、互いに逆回りとなる格子レーザー対L1、L2を上記光路に供給する。レーザー冷却部40は、時計遷移に関連する2準位の電子状態を持つ原子の冷却原子50を光導波路10の第1端16の近傍に供給する。 |