摘要 |
【課題】大気圧の変動や気温の変化など現場の気象条件に左右されず、またシース管内の空洞形状によらず、精度よくコンクリート構造物内の空洞量が推定可能なコンクリート構造物の空洞量推定方法を提供する。【解決手段】コンクリート構造物(PC構造物101)の内部に存在する空洞Xの容積を推定して算出するコンクリート構造物の空洞量推定方法であって、所定の圧力まで減圧した容積既知の減圧容器3と、空洞Xを、開放閉塞自在な開閉バルブ9を介して連通させ、減圧容器3内の圧力と温度、及び空洞X内と連通する空気の圧力と温度を、開閉バルブ9の開放前後に亘り計測し、計測した圧力と温度の各計測値を理想気体の状態方程式から導出した式に代入して空洞Xの容積を算出する。【選択図】図1 |