摘要 |
本発明は、基体上での熱電材料の堆積方法に関する。熱電材料のナノ粒子を、印刷プロセス(インクジェット印刷プロセスおよびレーザ印刷プロセス)を最適に実施することができ、ただしその後の無加圧焼結が可能であるように合成および用意する。無加圧焼結が緻密な層を生じさせ、これにより材料の機械的特性および熱電特性が、他の方法(とりわけ融解法、加圧焼結法)で得られる値に達する。ナノ粒子が印刷プロセス中に互いに反応しないよう、粒子は分子層(単層)で覆われており、この分子層が粒子の凝集を阻止し、これによりインク中の粒子の均質な分布(コロイド溶液)をもたらすことができる、または粉末がレーザ印刷のために非導電性にされ、したがって粉末をトナーとして機能するよう帯電させることができる。この分子層は印刷プロセス後に焼結処理によって除去され、この焼結処理により粒子は非常に反応性の表面を得る。無加圧焼結がナノ粒子相互の良好な結合を生じさせる。 |