| 摘要 |
本発明は、トップシート（２２）、バックシート（２４）及びそれらの間に位置決めされた吸収性コア（２０）、第１及び第２の長手方向に延在している弾性カフ（３０ａ，３０ｂ）を含む乳幼児又は成人用おむつ（１０）に関し、第１及び第２の弾性カフ（３０ａ，３０ｂ）はトップシート（２２）の各長手方向側面上に互いに対向して位置決めされる。おむつ（１０）は、前領域（Ａ）と後領域（Ｃ）の間に位置付けられた股領域（Ｂ）を有し、第１及び第２の弾性カフ（３０ａ，３０ｂ）が各々前領域（Ａ’）と後領域（Ｃ’）の間に位置付けられた股領域（Ｂ’）を有し、これら領域（Ａ’，Ｂ’，Ｃ’）はおむつ（１０）のそれぞれの領域（Ａ，Ｂ，Ｃ）に、又は隣接して概して定置されている。第１及び第２の弾性カフ（３０ａ，３０ｂ）のそれぞれは、おむつに付着された近位縁（３２）及び末端縁（３４）を有し、末端縁の少なくとも股領域（Ｂ’）はおむつ（１０）に付着せず、フリーフラップ（３８ａ，３８ｂ）を形成する。おむつ（１０）は、第１及び第２の弾性カフ（３０ａ，３０ｂ）の両方に付着しているカフコネクタ（７０）を含み、カフコネクタ（７０）は、概ね横方向に延在し、かつ第１及び第２の弾性カフ（３０ａ，３０ｂ）の間に力をかけることができ、力は、弾性カフ（３０ａ）の一方のフリーフラップ（３８ａ）から弾性カフ（３０ｂ）の他方のフリーフラップ（３８ｂ）への方向を有している。カフコネクタ（１０）は、カフコネクタ材料を含み、カフコネクタ材料は、−使用時の２サイクルヒステリシス試験にしたがって測定する際、約１．０Ｎ以下の第１サイクル延伸力で約０．８の横方向歪みを有し、かつ、−使用時の２サイクルヒステリシス試験にしたがって測定する際、約０．８の横方向歪みに延伸した後に、約３０％歪み以下を有し、かつ−２２℃でインプロセス２サイクルヒステリシス試験にしたがって測定する際、少なくとも約０．８の歪みに横方向に弾性的延伸性である。 |
