摘要 |
成形品のうちランナー部のような流路部のみを突き出す場合でも、光学素子に付随するゲート部の曲げや破断を防止しつつ、面精度が良好な状態で微小な光学素子を容易に離型することができる成形金型を提供することを目的とする。固定金型20の第1外周転写面21Aと第1ゲート形成面31Aとを同一の平面とすることにより、固定金型20側の外周部FL及びゲート部GPとを繋ぐ部分M1にノッチ形状が形成されない。また、外周形成部CV2とゲート形成部GCとを繋ぐ部分41dがR形状であることにより、成形品MPの離型時に外周部FLとゲート部GPとを繋ぐ部分M2で応力が集中することを防ぐことができる。また、側面転写面23Aの第2ゲート形成面32A側のテーパー角αと同じ角度でランナー部RPを突き出すことにより、型合わせ面PL1に垂直な方向に突き出す場合に生じ得るゲート部GPの曲げ変形等を防ぐことができる。 |