摘要 |
高周波ナイフ(1)はシース(10)及び電極部(25)を有する。電極部(25)は、棒状電極(26)と、棒状電極(26)を囲う筒状電極(28)と、筒状電極(28)から径方向に延びる補助電極(29)とを有する。棒状電極(26)の先端部には、電気絶縁性の大径部(27)が設けられる。大径部(27)はこれを貫通するガイド孔(31)を有する。シース(10)の管路(10a)を通って供給される流体(生理食塩水)はガイド孔(31)を通って大径部(27)の前方に噴射される。高周波ナイフ(1)が組織を切開するとき、焦げた組織(T1)が筒状電極(28)の外周面(28b)に貼り付くことがある。ガイド孔(31)は大径部(27)の突出部(30)上に設けられているから、外周面(28b)に貼り付いた組織(T1)によって塞がれにくい。 |