摘要 |
斜視図(a)に示す構造をもった検出リング(600)を用意する。この検出リング(600)は、側面図(b)に示すように、XY平面上にZ軸が中心軸となるように配置され、下面図(c)に示すように、その平面形状は円形のリングをなす。検出リング(600)は、弾性変形する板バネからなる4組の検出部(D1〜D4)を、4組の円弧状連結部(L1〜L4)で連結した構造を有する。検出リング(600)の下方に支持基板を配置し、Y軸上に配置された固定点(P1,P2)を支持基板に固定する。検出対象となる力やモーメントを作用点(Q1,Q2)に作用させると、4組の検出部(D1〜D4)が弾性変形を生じる。各検出部(D1〜D4)の変位部(63)の底面にそれぞれ変位電極を形成し、支持基板の対向面に固定電極を形成して4組の容量素子を形成し、その静電容量値の変動量に基づく演算により、作用した力やモーメントを検出する。 |