隣接する複数のプラスチックシンチレータを用いて中性子線、γ線、およびμ中間子線を検出するシステムおよび方法

摘要

本発明は、放射検出システム（１）に関連する。当該システム（１）は、少なくとも一対の隣接プラスチックシンチレータを形成するように隣接配置されている複数のプラスチックシンチレータ（Ｓ１〜Ｓ４、Ｓ１〜ＳＮ）と、各プラスチックシンチレータに対応付けられて当該プラスチックシンチレータによって生成された光信号を表す電気信号を提供する光電子増倍管（Ｐ１〜Ｐ４、Ｐ’１〜Ｐ’４、Ｐ１〜ＰＮ）と、計算機（２）を備えている。当該計算機（２）は、一対の隣接プラスチックシンチレータに対応付けられた複数の前記光電子増倍管から提供された複数の前記電気信号間の所定期間内におけるパルスコインシデンスを検出し、各パルスコインシデンスについて、ゼロ基準として用いられる最大振幅を有するパルスに対する複数のコインシデンスパルスの時間ずれを判断し、前記時間ずれの量が所定の時間ずれ範囲に含まれるパルスコインシデンスの数を判断するように構成されている。【選択図】図２