摘要 |
ラミネート金属板1は、金属板2の片面もしくは両面に形成されたポリエステルを主成分とする少なくとも2層の積層樹脂層からなるフィルム3を具備し、積層樹脂層の金属板2と接する下層3aのポリエステル樹脂層は、多価カルボン酸成分としてのテレフタル酸が90モル%以上であり、多価アルコール成分がエチレングリコールと1,4−ブタンジオールで構成され、多価アルコール成分中のエチレングリコールが30〜50モル%、1,4−ブタンジオールが50〜70モル%、それ以外の多価アルコール成分が10モル%以下であり、積層樹脂層の上層3bのポリエステル樹脂層は、多価カルボン酸成分としてのテレフタル酸と、多価アルコール成分としての1,4−ブタンジオールがともに各成分中90モル%以上となるポリエステルから構成され、合計厚みが3〜25μmであり、X線回折で、2θ=22.5°〜24.0°の範囲内に見られるピークの強度(I100)に対する2θ=15.5°〜17.0°の範囲内に見られるピークの強度(I011)の比(I011/I100)が0.2〜5.0の範囲内にある。 |