摘要 |
狭い空間においても内視鏡を湾曲させずに視野を任意の方向へ変えることができる内視鏡対物光学系を提供する。光路偏向プリズム群PGと、レンズ群LNSからなり、光路偏向プリズム群PG内のプリズムを移動させることで内視鏡対物光学系の視野方向Aを可変とする内視鏡対物光学系において、光路偏向プリズム群PGは、物体側から順に、第1プリズムP1と、第2プリズムP2と、第3プリズムP3との3つのプリズムを有し、かつ第1プリズムP1、第2プリズムP2、第3プリズムP3は互いに近接して配置され、第1プリズムP1が第2プリズムP2に対して回転移動することで視野方向Aを第1方向DR1に可変とし、さらに、第1プリズムP1と第2プリズムP2の2つを一体として第3プリズムP3に対して回転移動することで視野方向Aを第1方向DR1とは異なる第2方向DR2に可変とする。 |