摘要 |
【課題】多くの患者に適合可能な既製の基準義歯床又は基準義歯であって、所定の形状の義歯床を有するとともに、所定の位置に人工歯が配列されている基準義歯床又は基準義歯を提供する。【解決手段】床後縁の左側翼突上顎切痕に相当する点Pと右側翼突上顎切痕に相当する点とを結ぶ線分の長さを1とした場合、唇側床縁の正中にあたる上唇小帯に相当する点Oと線分の中点とを結ぶ線分の長さが0.76〜0.98である上顎基準義歯床100であって、人工歯が所定の位置に配列されて成る上顎基準義歯床100と、床後縁の左側臼後隆起に相当する点pと右側臼後隆起に相当する点とを結ぶ線分の長さを1とした場合、唇側床縁の正中にあたる下唇小帯に相当する点oと線分の中点とを結ぶ線分の長さが0.76〜0.94である下顎基準義歯床200であって、人工歯が所定の位置に配列されて成る下顎基準義歯床200と、と用いて義歯を作製する。【選択図】図1 |