摘要 |
IGBT部(21)にIGBTが配置され、FWD部(22)にFWDが配置される。IGBT部(21)において、隣り合うトレンチ(2)間のメサ部には、基板おもて面にトレンチ(2)長手方向に沿ってpベース領域(5−1)とn-ドリフト領域(1)とが交互に露出される。FWD部(22)において、メサ部には、基板おもて面にトレンチ(2)長手方向に沿ってpアノード領域(5−2)とn-ドリフト領域(1)とが交互に露出され、n-ドリフト領域(1)の、pアノード領域(5−2)間に挟まれた部分と、この部分に接する1つのpアノード領域(5−2)とを1つのユニット領域とする繰り返し構造が形成される。1つのユニット領域内でpアノード領域(5−2)が占める割合(アノード比率)(α)は50%〜100%である。これにより、IGBTとFWDとを同一半導体基板に内蔵したRC−IGBTのダイオード特性を向上させることができる。 |