摘要 |
【課題】アクリルエマルションからなる塗布型制振材の加熱昇温を短時間で100℃以上に加熱する急速加熱であっても、塗膜に膨れが発生しないようにする。【解決手段】アクリルエマルションからなる塗布型制振材であって、平均粒子径が0.5μm〜100μmの範囲内であって、平均粒子径の差が15μm以上である2種の体質顔料を40:60〜60:40の割合で混合した塗布型制振材である。塗膜内の水分が加熱によって気化する際に塗膜表面にクラックを形成させるため塗膜内の水分を空気中に逃がすことができるので、塗膜内の水分が急速加熱されても塗膜内に拘束されることがないため、塗膜に異常な膨れを生じさせることがない。【選択図】図3 |