摘要 |
【課題】炭化室2の炉壁3に生じた破孔5を補修するに際し、人が炭化室内に入って作業する必要がなく、炭化室側からのみの作業で破孔5の補修を可能にするコークス炉炭化室炉壁の補修方法を提供する。【解決手段】装入口から挿入した耐火物保持具によって破孔部5の破面に不定形耐火物を付着させて不定形耐火物層13を形成し、炭化室2内に挿入した溶射装置14によって破孔部に形成した不定形耐火物層13に溶射層16を形成し、破孔5を閉塞させる。破孔5の開口高さが高い場合、破孔部5の破面に不定形耐火物層13を形成し、装入口から挿入した耐火物被着可燃板19を破孔部の不定形耐火物層13に押しつけて仮固定し、耐火物被着可燃板19表面及びその周辺の炉壁面に溶射層16を形成し、破孔5を閉塞させる。距離計38の計測結果に基づいた溶射により、溶射肉盛層22表面を稼働煉瓦面44と一致させる。【選択図】図6 |