摘要 |
【課題】乗客の乗車時や降車時における混雑の発生を抑制し得る運賃収受システムおよび乗合車両を提供する。【解決手段】実施形態のバス10aに搭載した運賃収受システムでは、運賃箱20は、運賃未払いの乗客が着席すべき客席14が存在する領域よりも、運賃支払い済みの乗客が着席すべき客席15が存在する領域の側、つまりバス10aの方向側に設けられる。これにより、乗客は、バス10aに乗車してから降車するまでの間(客席14に着席してから客席15に着席するまでの間)において運賃の支払いを済ませれば良い。そのため、従来の「先払い方式」や「後払い方式」という概念とは異なる「常時払い方式」の運賃収受システムを提供することが可能になる。したがって、乗客は、バス10aに乗車している期間中に運賃を支払い得ることから、降車時や乗車時に運賃を支払う必要がなく、乗客の乗車時や降車時における混雑の発生を抑制することができる。【選択図】図1 |