| 摘要 |
【課題】下流側センサの応答特性に異常が生じている場合にも排気浄化触媒の最大酸素吸蔵量を精度良く算出することができる内燃機関を提供する。【解決手段】内燃機関は、排気浄化触媒２０と、下流側センサ４１と、排気浄化触媒に流入する流入排気ガスの目標空燃比を制御する空燃比制御手段と、目標空燃比がリッチ設定空燃比又はリーン設定空燃比に維持されている空燃比維持期間中の少なくとも一部の期間中に流入排気ガスの理論空燃比に対する酸素過不足量を算出し、酸素過不足量を積算することで排気浄化触媒の最大酸素吸蔵量を算出する酸素吸蔵量算出手段とを備え、酸素吸蔵量算出手段は、下流側センサの出力傾きの絶対値が空燃比維持期間において最後に閾値未満となった時点を酸素過不足量の積算の終点とし、閾値は、空燃比維持期間における出力傾きの絶対値の最大値が相対的に大きい場合に最大値が相対的に小さい場合に比べて大きくされる。【選択図】図９ |
