摘要 |
【課題】レールの端部領域と、レールの端部領域以外の部領域とで、制震力の程度を、急緩に異ならせるという二段階の免震機能を発揮させて、長周期地震動に対しても円滑なる免震動作を実現することができる免震レール構造体を提供する。【解決手段】下部レール2と、対向配置される上部レール12と、下部レール2と上部レール12の交差領域に配置されるローラー群を備えるローラー支持軸枠体21とを有し、下部レール2、上部レール12の端部外壁部領域に傾斜制動片部71A、71Bを設け、ローラー支持軸枠体21に傾斜制動片部71A、71Bから制震力を受ける補助制動ローラー51aを設けて補助制動機構部81を構成し、長周期地震動が発生した際にはローラー軸受とローラー支持軸による摩擦制振と補助制動機構部81による制震を行うようにしたものである。【選択図】図1 |