原子力発電所の格納シェルの外部壁及び内部壁を貫通する密封式ケーブル入力

摘要

電気エンジニアリング、すなわち多層原子力発電プラント格納容器の格納エリア内への電気回路の密封式入力に関する。震動事象又は壁及び貫通部の熱膨張による相対的相互変位にさらされる外部壁及び内部壁を貫通する貫通部において使用される可能性がある。硬質屈曲性で高電圧の電気導体が使用される場合、密封式ケーブル入力の動作信頼性を改善することを課題とする。内部にかつ強固に固定されたケーブル２の入力４４と共に内部壁１の内部に埋め込み式接続パイプ３を収容する原子力発電プラント格納容器の外部壁及び内部壁を貫通する密封式ケーブル入力によって達成される。ケーブル２と外部壁１１との相対運動のための補償手段は、外部壁１１の内部で接続パイプ３と一直線に並んで位置する。補償手段は、パイプ１９を装備し、パイプ１９は、外部端２０上のベローズ２４、及び、外部壁１１の内部表面１８の近くでパイプ１９の対向端上に対称に位置する第２の同様なベローズ２５を有する。両方のベローズ２４及び２５の緩い端３０及び３１は、テーパ付きであり、その内部表面２８及び２９は、パイプ１９の内部表面４９に対してギャップ４７がある状態でパイプ１９内に自由に設置されたケーブル２出力４６を支持する。ケーブル２の外部表面にわたるブレーディング４８とパイプ１９の内部表面４９との間のギャップ４７は、計算に基づいて選択される。ギャップ４７は、外部壁１１に対する内部壁１の最大オーソグラフィック熱及び震動平面運動並びにパイプ１９内のケーブル２同軸位置の変化に少なくとも等しいものとする。【選択図】図１