摘要 |
【課題】スイッチングの高速化と出力電流のリンギング抑制を両立可能でありながら、より簡素な構成を持つスイッチング素子駆動装置を提供すること。【解決手段】ドライバ回路20が、スイッチング素子であるMOSFET50をターンオフする際、MOSFET50のゲートを、キャパシタ31と抵抗32とからなる並列回路30を介してソースに接続するようにした。ターンオフ直後は、キャパシタ31は未充電である。そのため、MOSFET50のゲートにはソースと同じ電位が印加されるので、スイッチング速度を高めることができる。また、ターンオフ時のMOSFET50のゲート容量からの放電によりキャパシタ31が充電され、その充電量は、スイッチングの進行とともに大きくなって、ゲート−ソース間の電位差を増大させる。それにより、MOSFET50のスイッチング速度が低下するので、リンギングを抑制することができる。【選択図】図1 |