摘要 |
【課題】1周溶接時に保護ガラスの温度変化によるレーザ光の焦点ずれを抑制すること。【解決手段】レーザ光を出力する光学系12をワーク10に対し移動させてレーザ光をオートフォーカス(AF)する機能を備えた溶接装置40を使用し、光学系12はレーザ光が透過する保護ガラス27を備え、ワーク10の溶接ライン上にてレーザ光をAFしながら複数ワーク10を同一手順でレーザ溶接する。同一手順として、光学系12に対しワーク10を位置決めし、次に光学系12をワーク10に対し移動させてレーザ光を溶接ラインに対し1回目のAFをし、次に溶接装置40でレーザ光により仮止め溶接し、次に光学系12をワーク10に対し移動させてレーザ光を溶接ラインに対し2回目のAFをし、次に1回目AFによる光学系12の位置と、2回目AFによる光学系12の位置とに基づき、レーザ光の焦点ずれ予測値を算出し、算出された焦点ずれ予測値に基づきAFを補正しながら溶接装置40で1周溶接する。【選択図】図3 |