摘要 |
【課題】連続鋳造スラブにおける表面欠陥発生の有無を判定する連続鋳造スラブの表面欠陥判定方法及び装置、該表面欠陥判定方法を用いた鋼鋳片の製造方法を提供する。【解決手段】本発明に係る連続鋳造スラブの表面欠陥判定方法は、鋳型3の長辺面銅板3aに埋設する熱電対5を鋳造方向及び鋳型幅方向の所定の範囲、間隔等を満たすように配置し、熱電対5の測温データを取得する測温データ取得工程S1と、長辺面銅板3a毎に前記測温データの平均値を算出して規格化する測温データ規格化工程S3と、該規格化された測温データの主成分分析を行う主成分分析工程S5と、主成分分析工程S5で算出された主成分と主成分スコアにより近似される温度と前記測温データとの残差を算出する残差算出工程S7と、該残差の自乗和が予め定めた所定の閾値を超えた場合に表面欠陥の発生有りと判定する表面欠陥発生判定工程S9を備えたものである。【選択図】 図1 |