摘要 |
【課題】円筒ころ軸受のメンテナンス時、内輪及び外輪の軌道面の目視観察に要するコストを抑える。【解決手段】内輪1と、外輪2のうち、両側につば7,8を有する軌道輪2に入れ溝13を形成する。入れ溝13は、内輪1及び外輪2の軌道面5,6間に対して円筒ころ3を軸方向に出し入れ可能な態様とする。保持器4は、円筒ころ3を軸方向一方に受ける第一の保持器分割体16と、当該円筒ころ3を軸方向他方に受ける第二の保持器分割体17と、これら保持器分割体16,17同士を軸受外部から着脱可能な状態で結合しているねじ部品18とを有する。これにより、メンテナンス時、ねじ部品18を抜き取って入れ溝13側の保持器分割体17を取り除き、軌道面5,6間の1本の円筒ころ3を入れ溝13経由で軸受外部へ軸方向に抜き出し、軌道面5,6の観察空間を生じさせ得るようにした。【選択図】図1 |