摘要 |
プローブユニット(31)は、プローブ(26)、シース(33)及びノブ部(45)を有する。骨(12)を削るためのプローブ(26)には、超音波振動子(36)から超音波振動が伝達される。シース(33)は楕円の断面形状を有する管であり、プローブ(26)を取り囲む。当該楕円は長径(L)及び短径(S)を有する。シース(33)の基端にノブ部(45)が設けられる。シース(33)が関節の第1の骨(12)と第2の骨(13)との間に挿入される。このとき骨(12、13)の間に短径(S)が位置する。ノブ部(45)の操作により、シース(33)がその長手軸(C)を中心に90°回転されると、長径(L)が骨(12、13)の間に位置し、骨(12、13)の間の間隔が大きくなる。よって、骨(12)を処置するために十分な空間が確保できる。シース(33)は、楕円の断面形状の代わりに、円環状バルーンである膨張部材(51)又は線状のダイレータ(52)を有し得る。 |