眼鏡レンズの評価方法、その評価方法を用いた眼鏡レンズの設計方法及びレンズを通して物体を目視する際の被験者の見え方の特性の算出方法

摘要

【課題】被験者が評価対象の眼鏡レンズを通して見た時の比較的長い時間の平均した見え方、見え方の経時変化、両眼で見たときの見え方を客観的に評価することのできる評価方法、設計手法及びレンズを通して物体を目視する際の被験者の見え方の特性の算出方法を提供する。【解決手段】被験者に評価対象レンズを装用させ、評価対象レンズを通して周期性のある脳活動を誘発する変化する視覚刺激対象を目視させることで被験者に脳活動を誘発させ、その脳活動による微弱な電流の変化を脳磁計を用いて磁界（磁束密度）の変化として経時的に記録し、この波形を高速フーリエ解析によって解析して周期性のある脳活動の周期の逆数となる周波数における振幅、パワー値、位相のいずれか１つ以上を算出し、得られた振幅又はパワー値の大小、又は得られた位相の遅速により前記評価対象レンズ及び前記被験者の見え方の特性を評価する。【選択図】図２