摘要 |
【課題】ペルチェ素子のp型熱電素子およびn型熱電素子にて発生するジュール熱を効率良く利用する。【解決手段】熱還流装置67は、ペルチェ素子68と、熱利用部69とを備える。ペルチェ素子68は、p型熱電素子681と、n型熱電素子682と、吸熱側電極683と、放熱側電極684とを有する。熱還流装置67では、放熱側電極684と吸熱側電極683との間に電流を流すことにより、ペルチェ素子68が、吸熱側電極683にて吸収された熱を、吸熱側電極683よりも高温の放熱側電極684へと移動して加熱対象物に付与する。熱利用部69は、p型熱電素子681およびn型熱電素子682から発生するジュール熱を回収して加熱に利用する。これにより、ペルチェ素子68のp型熱電素子681およびn型熱電素子682にて発生するジュール熱を効率良く利用することができる。【選択図】図1 |