摘要 |
【課題】孔が設けられた電極を備える静電型スピーカにおいて、放電が発生しにくく大きな音圧が得られるようにする。【解決手段】静電型スピーカ1においては、振動体10の縁が、対向した電極20Uの導電層22Uと電極20Lの導電層22Lとの間の空間より外側に位置し、振動体10の縁から導電層までのギャップ長を長くでき、振動体10の縁部分と導電層との間の限界電圧が振動体10の平面部分と導電層の平面部分との間の限界電圧とを同じ程度にすることが可能となり、振動体10の縁部分と導電層との間の放電の発生を抑制する。併せて振動体10は、導電層11の両側に絶縁層12が設けられた構造になっているため、振動体の導電層と電極の導電層との間の放電の発生を抑制する。【選択図】図3 |